【『安価な労働力』の代名詞であった中国も国外へ】より安価な労働力を求める資本主義の構図。

より安価な労働力を求める資本主義の構図
( ̄-  ̄ )ウーム
先進国が、途上国の資源や安価な労働力を利用し、自国に富を齎してきたように・・・。

成長率が低迷しているものの、今や世界的な経済成長の雄、中国。この大国が大きな経済発展を遂げた源は、日本の衣料品や食品産業、製造業、米国のIT関連の産業が安価な労働力でコストダウンを果たそうと工場進出を行ったビジネスモデルが始まりで、現在の地位を獲得しています。
“工業団地”と呼ばれる中国の沿岸部には、次々と新しい工場が設立され、都市の発展と、ミドルクラスと呼ばれる中間層の台頭、そして多くの富裕層を生み出しました。
中国のゴーストタウン マンション
話が逸れますが、池上彰さんの“やさしい経済学”にもありましたが、上海などの一等地の高層マンションは即日の勢いで完売しているのに、夜そのマンション付近を車で通ってみるとほとんどの家に灯りが付いていない。(今は住宅バブルが弾け工事途中のまま作業がSTOPしている物件も数多くあるようですが・・・)
経済成長により多くの富を得た人々が“投資”の名目でマンションを購入しているために実際には人が住み着いていないゴーストタウンともいえる状況が深刻化しているといいます。

(話を戻しますが・・・)しかし、労働者も我々と同じ人間。低賃金に甘んじてきた人々が生活水準を次第に高め、より良い生活を求めるようになる。途上国全体が少しずつ潤うことで人件費が高騰し、労働力が先細りするようになる。だから企業は、より安価な労働力を求め発展途上国への移転や出店を繰り返す。10年前までは『安価な労働力』の代名詞であった中国も資源や安い労働力を求めアフリカなどの途上国への投資を行っているといいます。現地の資源を安く手に入れて、現地で生産・販売を行う。

成長のために『安価な労働力』を追い求める資本主義の行き着く先・・・。
企業が成長拠点とする場所が限界を迎えようとしている今、経済に対する考え方?ないしは取り組み?がどのように変化していくのか?未熟ながらもそんなことを思い、もっともっと勉強したい。そんな想いがつのります。はぁ〜、大学に通いたい・・・。

それにしても山本太郎さんが就職ってすごいな・・・。

お知らせを受け取る

投稿者プロフィール

矢田渚/nagisa yada
矢田渚/nagisa yada
株式会社天空広告 矢田渚
名古屋市緑区にある、総合広告会社の営業マン。
夢はでっかく、明日にときめくために、名古屋の広告代理店においてNO.1の営業マンを目指し日々奔走しています。
お客様にとって一番最初に思いつく「外部ブレイン」として、また本ブログをご覧頂いている皆様に、刺激や元気・笑顔をお届けします。
(もちろん、広告の事も♪)