【30秒間微動だにせず】それが顧客へのアフターフォロー

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(  ・ _ ・  )ジー  27、28、29、30。 よし、出発。

 

あるタクシー運転手のお話

本日の朝、会社最寄りのJR東海道本線『南大高駅』ロータリーにて。

私がいつものように改札を出て、会社に向かおうとするとそこに1台のタクシーが・・・。

おそらく夏休みで旅行にでも出掛けられるのでしょうか、バカンスオーラを放つ1組のカップルが乗車されていました。駅に到着し、大がかりなスーツケースの積み下ろしを手伝うタクシー運転手。

大きな声で、『ありがとうございました!』とお客様の背中を見つめるその姿は、社会人としてなんだか感慨深く感じる光景でした。

タクシー運転手は再度車に乗り込み、走り出すと思いきや、車は動きません。乗車履歴表のようなものを記入しているかと思えば、そんな動きはなく、どうやらルームミラーより先程乗車されていたお客様の事を見ている様子。一通りの流れを見ている私としては、『怪しいなぁ』と感じてしまったのですが、ふとみているとあることに気が付づく。(私の思い違いかも知れませんが・・・)

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 Σ(゚д゚;) あの運転手さん、お客様が忘れ物で戻ってこないか確認している。

これは完全に私の勝手な考えかも知れませんが、恐らく、以前ご乗車されたお客様からの教訓を得て、お客様を降ろした後も数十秒間は忘れ物などで戻ってこないか確認をしていたのだと思います。

もしこれが本当なら、これってすごい、アフターサービス。

もちろん車中に忘れ物はなくても、『家に重要な書類を忘れた!』とか『パスポートを玄関口に忘れた!』など、

確かにお客様がそのようなミスで戻る可能性は無きにしも非ず。

上記の事を私たちの仕事に置き換えると、webローンチ後や各種プロモーション、販促物の製作・納品後の一見仕事が完遂したかのように思える微妙なタイミング

サービスを提供する側の人間としては、どれだけお客様の事を考え、想い最後の最後までフォローできるか。もちろんお客様はこの【アフターフォロー】のことは一切知る由もありません。

だけれども、これほどまでに、最悪の事態を想定し、常にその準備をしていてくれる。そんなパートナーなら真に信頼でき、永続的な関係を築きたい。

そう思ってもらえるはずです。

真意は確かではありませんが、大切なことを改めて気づかせてくれた運転手さんに感謝したいと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

矢田渚/nagisa yada
矢田渚/nagisa yada
株式会社天空広告 矢田渚
名古屋市緑区にある、総合広告会社の営業マン。
夢はでっかく、明日にときめくために、名古屋の広告代理店においてNO.1の営業マンを目指し日々奔走しています。
お客様にとって一番最初に思いつく「外部ブレイン」として、また本ブログをご覧頂いている皆様に、刺激や元気・笑顔をお届けします。
(もちろん、広告の事も♪)