皆さまが、聞いている 5つの『嘘の音』
( ̄д ̄;)!! チ〜ン・・・。
日々の生活はあまりに『音』に溢れています。
誰かの会話・足音、車や電車が走る音、電化製品のノイズ・・・そして、
♪ミ〜ン、ミンミ〜ンというセミの音や、私の実家があります幸田の夜はカエルを始めとした
様々な虫オーケストラ達の大合唱。
涼しい部屋の中で、ブログの更新をしているまさにこの瞬間も、キーボードのタイピング音や、
ケータイのメール受信音、エアコンの動作音が常に聴覚に入ってくる。
『じゃぁ、外部からの音を全部消したら無音』
かと思いきや、耳を澄ますと聴覚の奥の方で『キーン』と鳴っているような、鳴っていないような
感覚になりますし、自分の鼻口からの呼吸音、
そして心臓音・脈・鼓動をより鮮明に感じ・聞こえることになり、
自分という人間そのものが、音を発し、
『鳴っている』ことに気付き、
結局は、『無音って無理ポ』という状態に落ち着いてしまいます。
これだけ書いてしまうと、ネガティブな要素満載なのですが、
私たちが生活する日常音として聞く以下5つの音は『戦略的に』より快適に生活できるよう、
デザイナーやエンジニアによって『人工的に生成されている』そうなんです。
1. 車のドアの「ガチャン」という音
注意深くデザインしないと内部機構の不具合を音として不快に増幅してしまうし、然るべき「ガチャン」という音がドアを閉めたときにしないと顧客が「閉まった?」と不安に覚え、車そのものに疑念を感じてしまう。
ですので、車メーカーはドアが理想的な音を出すように
・不安や脆弱性を感じる高い周波数の音を抑え
・安心感や堅牢性を得る低い周波数の音を増幅する
ように設計しているんだそうです。
ドアが閉まるまでの時間は平均1.8秒らしいですが、その短い楽曲は『ガシッ』とした感じを
得られるようにデザイナーやエンジニアによって作曲されています。
2. 電気自動車の「ブーン」という音
ドアの音は『安心』のためですが、電気自動車のノイズは具体的に『安全』のためにあります。
まだ法律になっていませんが、ほとんど音を出さないこの静かな乗り物がお互いにぶつかったりしないように最低限の人工音を鳴らすことがいま求められています。
実車で言えば、日産リーフは、エンジンノイズを出すために、スピーカーとシンセサイザーが取り付けられています。
3. スタジアムの歓声はブーストされている
米国のいくつかのチームでは対戦相手が不安になるように使われたりするそうですが、ほとんどの場合は、人工的な歓声を聞いた観客がさらに盛り上がったり、ノリノリになるきっかけが与えられるように使用されています。テレビの『笑い声』みたいなモノですね。
もし大きなライブイベントやスポーツ観戦に行くとき、スピーカーから出力されている音に注目してみると、音楽やアナウンスにうまーく紛れてちょっと違う歓声が聞こえてくるかもしれません。
4. スカイプ通話の小さなノイズ
スカイプのような最近の通話システムはノイズリダクション機能を採用していますが、会話の間に訪れる完全な静寂が逆に「回線が切れた?!」と誤解されるために、コンフォート・ノイズと呼ばれる、『気にならないほどの小さな人工音』が敢えて鳴らされるようになっています。
5. ATMのお札の音
すでに2000年に行われなくなったとかなんだとか、TwitterやEmailでツッコミが来ていたりするそうなのですが、ATMがお札を数えているあの『バサバサッ』という音は、人工的な音が付け加えられているとかいないとか…
上記のように、私たちは、普段体感している音とは別に、
5つの『嘘の音』である人工的必要音も聞いています。
(もちろんこれ以外にもあるとおもいますが、)
確かにそれがなければ不便で、不快で、不安になってしまう・・・。
皆さまも、明日からの日常生活においては、
このFAKE SOUND(『嘘の音』)をちょっぴり気にしながら
過ごしてみませんか。
投稿者プロフィール
-
株式会社天空広告 矢田渚
名古屋市緑区にある、総合広告会社の営業マン。
夢はでっかく、明日にときめくために、名古屋の広告代理店においてNO.1の営業マンを目指し日々奔走しています。
お客様にとって一番最初に思いつく「外部ブレイン」として、また本ブログをご覧頂いている皆様に、刺激や元気・笑顔をお届けします。
(もちろん、広告の事も♪)
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